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私と美術館
定年後、美術館ボランティアをしていた永田米次さんが美術鑑賞の楽しさを語ります。
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第7回
≪第9号 1993.4.1発行号より≫

 自然は優しい人間によって訓致され、素晴らしい自然観を呈しています。ここ、県立美術館「彫刻プロムナード」周辺の樹木がようやく厳しい寒さから開放され、早くも優しい芽生えを見せ、春を告げようとしています。
この素晴らしい景観が、さきに静岡市がまとめた平成4年度世論調査「まち景観、私はここが好き」でトップになった所です。私はいつになく心弾む明るいニュースとして受け止めることができました。そして、美術館へ通い馴れたこの道順を改めて認識した思いです。
 みずみずしい新緑の若葉を背景に建つ彫刻のご案内は4回目になります。位置は丁度中間地点に差しかかる所で、登り詰めると少し汗ばんでくる気を感じる所です。題名は「地簪」です。彫刻プロムナードの中で唯一着色(赤)された彫刻で、緑に映える目立つ作品です。近くで鑑賞する美しさと、県立大学側の離れた所で見る赤色が林立する緑の樹間からくっきりと浮かぶ配色は格別です。
 作品は銀灰色と赤という渋味と華麗さを二つながら備えている配色は、まさに感性あふれる彫刻といえるでしょう。作家「清水九兵衛」氏は愛知県出身で、国際的に広く知られています。アルミニュームによる新鮮な造形は有名で、昭和54年度第1回ヘンリー・ムーア大賞展最優秀賞受賞。同年オークランド第12回国際彫刻会議で個展開催等多くの賞を受賞しています。

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第6回
≪第8号 1993.1.1発行号より≫

「抽象画」

 抽象画を前にして「当惑」と「沈黙」と言う言葉を思い出すが、この意味はどう見ればよいか判断に戸惑うということであると思う美術に縁遠い立場からすれば自然の姿であるかもしれない。抽象画は画家によって形態の構成、色彩が極端に変化しているので、できれば画家の画歴等の情報を持って鑑賞に望むと、その意図が理解でき、その人なりの見方をすれば楽しく鑑賞できると思う。
  昨秋、県立美術館にて好評に開催された、イギリスを代表する抽象画家「ベン・ニコルソン展」は「当惑」どころか楽しく鑑賞できたではないかと感じた。それは、今までに鑑賞したことのある抽象画と違い、豊かな色彩の組立と、興味をさそった形態の構成は、これが抽象画と思う位らい心に残った芸術作品であった。特に材質を生かす事に注目した。 
作品の中での題名bP8・19・20(ホワイトレリーフ)は圧巻であった。ニコルソン芸術の真髄を示す代表的な作品で、神秘的な白一色の造形は永久に忘れることの出来ない作品と感じた。また、題名(子午線)はニコルソン芸術の最高傑作の一つと言われ、鉛筆による繊細な音色を響かせた優雅な線は、背景の彩色風景と調和した全体構成には、素晴らしい感動を覚えた。
抽象芸術は、美術理論からすれば絵画、彫刻のほかデザイン、工芸、建築、都市構想にも適用される美学である観点からすれば、今回の20世紀英国抽象芸術の巨匠(英国絵画史にモダニズムの詩を導入した)ベン・ニコルソン展からは、学びとれる何かが存在していたと思ってならなかった。

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第5回
≪第7号 1992.2.1発行号より≫

 彫刻のプロムナードの樹木が、四季を通じて最も痛々しい季節を迎えています。
でも、大自然の懐の中で可能な限り生き生きと成長を続け、そして自然は優しい人間によって馴致され、
素晴らしい自然観を生むものと思う。
この自然を活かしてバックに建つ彫刻のご案内は五回目になります。
「四角柱と丸い石」と言う題名です。
 彫刻は置かれる場所がその広大な空間への展望をもたないと、彫刻的空間は死んでしまうといわれます。
この作品こそプロムナードの自然環境を最も配慮していると思います。
開かれた広大な空間から眺める南アルプスの連山の眺望は、ときによって水墨画を連想させることもあります。 
 作品の材質は大阪府能勢の黒石で、ノミで条痕を刻みロウを混ぜたベンガラを摺りこんだ作品です。
このベンガラとはインドのベンガル地方で産した赤色顔料の一つで、
吸着力が大きく空気、日光熱等に安定しています。

  作品の意味は、何かを表現しているとは思わないが、
傾斜する四角柱は重力に抗して立ち上がろうとしていると思います。
この四角柱は私の人生の指針として心の支えにしています。
丸い石は無限に生命を生み大自然の力を象徴すると言われます。
作者は「山口牧生」氏、広島県の出身で昭和25年京都大学美術科卒業。
京都近代美術賞、神奈川近代美術賞、北九州市美術賞等多くの賞を受賞しています。
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第4回
≪第6号 1991.10.1発行号より≫

 彫刻本来の動因は人体であったと言われますが、近代彫刻はとくに抽象彫刻が普及し、
その材料も鋼板・アルミニウム・ワイヤ・針金・セメント・ステンレス等これまでにない使用範囲を拡大しています。
従って技法も当然これに伴って著しい変化を示しているし量塊としての彫刻よりむしろ空間構成としての彫刻、
または働く彫刻まで制作されて、彫刻観の激しい展開を物語っていると思います。
 先号で「アークU」の作品をご紹介いたしましたが、これからご紹介する作品にも、
前段で説明しました近代彫刻の素晴らしい作品と出会うでしょう。楽しみです。
 今回(2番目)にご紹介する作品は「杏」という題名です。
意味は若い人体の新鮮な美を思って名付けたものです。
「彫刻」を説明する意味の言葉に「動勢」があります。
この動勢(ムーブマン)とは運動感のことで、その表現には継続的な配列で運動のリズムを表すものと、
彫刻そのものに含まれる内在的リズムによるものとがあります。
作者は「動きの激しいポーズからだんだん静止に近い形を作るようになりました」と説明しています。
これは、「動勢」の前段の意味に当たると考えます。
両手に持つ果物は量塊のバランスを試みる意図も含んでのものです。
作者「船越保武」氏は岩手県の出身で昭和14年東京美術学校卒業、
同42年教授同53年芸術選奨文部大臣賞など数々の賞を受賞しています。

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第3回
≪第5号 19917.1発行号より≫

県の文化を象徴する待望のビッグなニュースが6月14日報道された。
ロダン分館。概要固まる、県立美術館。 平成5年秋完成予定と言う内容です。
ロダン分館正面には、「地獄の門」高さ5.4米の大作は、現在世界に5つの象が存在しています。
我が国では東京国立西洋美術館に次いで2番目になるものでロダンが創造力のすべてを注いだ近代彫刻史上の最高の傑作です。想像するだけで胸の高まることを覚え、開館の日が楽しみです。  
今回から暫く、話題の「彫刻」について述べることにします。
前段のビッグなニュースの前に、現在県立美術館には他県に自慢できる「彫刻プロムナード」があります。
本館迄の坂道を利用して、彫刻の展示です。
四季によって変化する自然に触れ、小鳥の囀り、緑豊かに微風、樹間から洩れる陽の光等は、静岡ならではの味と思います。 この素晴らしい自然をバックにして立つ彫刻は、自然に足を休憩させてくれます。  
シャレた店舗、並木道を登り終わると、私達を温かく迎えてくれる、光輝く彫刻が、最初に紹介する作品です。
曲線が最も美しい「アークU」と言う題名です。
作者はアメリカ・ワシントン生まれ、ロザティ・ジェイムズで、エール大学彫刻科の教授です。
作品は、常に光沢のある糯子の輝きを帯びています。
作家の特徴は、流麗な曲線による優雅なフォルム、リズミカルなデザインは見事です。
数多い彫刻賞を受賞しています。

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第2回
≪第4号 1991.5.1発行号より≫

県立美術館の概略については、前号でお知らせしたので、今回からは美術鑑賞の楽しさを紹介し、ご参考になればと思います。
美術館を訪れて絵画・彫刻を鑑賞するたのしさは、自分が希望した作品に出会った瞬間でなんとも言えない心の安らぎを覚え、多少時間をかけて作品に話かけるでしょう。
美術講演会を聴講した記録に「事前に得た知識にとらわれず、赤ん坊のような素直な気持ちで、一枚の絵の前に立つことが大切」と述べられていた。
専門家でない私達にとっては最も大切なことで、鑑賞の心得と思います。  
さて、美術館での鑑賞の方法は、館内に常備してある資料「収蔵品展」の目録を手にすることをおすすめします。
表紙には絵画の写真を掲載してあるステキな資料です。
下欄には四半期毎のイベントのご案内、講演会・美術講座の聴講は、鑑賞のうえに参考になることが多く、是非ご参加を希望します。  
次に時間に余裕のある方には、作品解説の参加はいかがですか。
この作品解説の制度は全国公立美術館でボランティアが担当しているのは、静岡が初めてと言われています。
研修、学習会の成果を発表するもので、優しく解りやすく、楽しくご案内する制度で、毎月第2、第4土曜日の午後です。特別展はその都度お知らせします。
私も第1回から担当しています。県立美術館の新緑の素晴らしい季節が、皆様を心からお待ちしています。

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第1回
≪第3号 1991.4.1発行号より≫

静岡県博物館協会に加盟している美術館・博物館は、現在60ヶ所を数えている。
県の文化を象徴するように、数多い美術館が開かれていることは大変喜ばしいことと思う。
私と美術館との出会いは、定年退職直後から、美術館ボランティアとして籍を置くことから始まり、 既に5年の歳月が流れた。
このボランティアの道は私のかっての願望の道であり、私が選んだ道に充分満足し、 取り組んでいる自分の姿に幸せを感じている。
静岡市郊外に位置する県立美術館は、緑に囲まれ、四季によって変化する自然に触れることのできる環境の中の美術館は、最も恵まれた条件に満たされていると思う。
県立美術館は、県議会百年の記念事業の一環として、昭和61年4月に開館し、既に百万人を超えた入場者の記録は、全国公立美術館の中で上位にあると言われている。
さて、美術館を訪れる人が年々増加している。
絵を見る人はどんなふうにして、絵と自分を一体化しようと考えている。
一度でいいから、数多い作品の中で一つ感動し、心ゆくまで時間をかけて見ることができる作品を見つけようとしていると思う。
この願いが、かなえられた時に初めて、美術館に来たことの喜びを、かみしめることでしょう。
私は、常時美術館の中にいる訳ではないが鑑賞する皆様が、楽しく感動している姿を、見ることができることを祈っている。

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